8day エヴォラ散策
7/11
朝9時、宿泊は野宿に比べて寝心地が良すぎるので、ついつい長く寝てしまう。
普段自転車を漕いでいると地元の人と会うことがほとんどだけど、宿は旅行者が集まるので色んな国の人と話せる。
ワールドカップの時期だからサッカーの話で盛り上がった。会う人みんなベルギー戦での日本の善戦を褒めてくれて、まるで自分のことのように嬉しかった。
自分の国に来たら泊まりに来なよーって言ってくれる人も多くて、でも今のところ自転車旅のルート上付近に住んでる人はいなくて、、いつか遊びに行きたい。
この日は市内観光。
エヴォラの旧市街は世界遺産に登録されており、歴史のある古き良き田舎町といった感じ。
人もあまり多くなく、落ち着いた雰囲気。
お土産屋では主にコルク製品が売っていた。コルクのカバン、帽子、キーホルダー等々色んなものがコルク製。
どうやらポルトガルのコルクの生産量は世界生産量の半分以上を占めているらしい。
この日は午後からスペインに向けて出発するつもりだったが、お互いスペインのルートが定まっていなかったので、バーガーキングに籠り、ルートを決めることに。
ルートの候補としては、
赤:街全体が博物館とも言われるトレド、闘牛が観れるマドリード、サグラダファミリア擁するバルセロナを通り、なおかつ最短でスペインを抜けられるルート。
青:アルハンブラ宮殿で有名なグラナダを始め、会う人みんなにオススメされる南スペインを通るルート。
オレンジ:サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を通り、美食で有名なバスク地方を走るルート。ピレネー山脈を左から抜けるので、おそらく山越えがしんどい。
どのルートも魅力的だが、、
結局赤のルートを選択した。
こばたくはずっと迷ってたけど、最終的に同じルートになった。
ただ、こばたくは7/22ごろにフランス南部に来るツールドフランスのレースを見るために爆速で漕がないといけないので、悲しいことにココでお別れ。
最後にステーキ焼いてワインで乾杯した。泣
7day エヴォラへ
7/10
ベンダシュノバシュ→モンテモル=オ=ノボ→エヴォラ
走行距離 63km
周りから聞こえる子供達の声で起床。
教会と保育園に隣接している公園だったので、人が来るまでに撤収しようとは思っていたけど、まだ8時やぞ…。
テントから出ると気まずくなりそうで中々出れないでいた。笑
しばらくすると、園児らしき子供達はバスに乗って行ってしまった。
9時過ぎにテントをたたみ、エヴォラに向けて出発。
昼過ぎになってお腹が空いてくる。
カバンの中には昨晩買ったソーセージ。
日本から持ってきたコイツを使う時がやってきた!
ガソリンバーナー。
自動車用のレギュラーガソリンで火が起こせるので、どこにでもあるガソリンスタンドで燃料が手に入る。
これでソーセージ焼いて
こうして、、
優勝した。
しばらく漕いでエヴォラに到着。
途中から頭ガンガンして、チャリが進まなくなったのでなんでだろう?って考えたけど、これが熱中症か…!ってなったのでバーガーキングに退避。
セット頼むとドリンク飲み放題だからチャリダーにとっては神。
w杯のフランスベルギー戦もしっかり見ました。
今日は宿泊、ドミトリー12€
自転車旅は移動だけの日が多くて、数日に1回しか観光しないから、書くことがない。笑
6day リスボン脱出
たにぐちです。
6/9
ようやくリスボンを脱出します。
リスボンから東にぬける為には、東のバスコ・ダ・ガマ橋か、南の4月25日橋を通らなければいけないが、どちらも高速道路っぽく、自転車で通れそうにない。
そこでフェリーで抜けることにした。
ところで橋の名前が気になる 笑
日本では橋の名前は地名や川の名前となっていることが多い気がする。
ヨーロッパでは人の名前を付けることが多いんだろうか。
4月25日橋というのは、4月25日に完成した橋というわけではないらしい。
元々はポルトガルの独裁者の名前から、サラザール橋と呼ばれていたらしいが、革命により独裁者が失脚し、革命の日をそのまま名前にしたとのこと。
自転車ごとフェリーに乗り込む。
ようやくリスボンを脱出し、あとはひたすら東にチャリを進めるだけ。
彼の自転車には旗と看板がついてるんやけど、そのおかげで外国人に良く話しかけられるらしい。
日本国旗は日本人ってバレるから、貧しい国では立てない方が良いという意見もあるけど、少なくともヨーロッパでは旗を付けた方が楽しくなりそう。俺もいつかやろ。
何もない道をひたすら走り、ようやくチャリ旅始まったなって感じがする。
2人だと喋りながら走れるから、ほんと楽しい。もちろん1人でも景色を楽しめるけど、旅の初めからペアランだから、1人になった時に寂しくなりそう 笑
今日は教会横の公園で野宿。初野宿だったけど、疲れていたので秒で熟睡した。テント快適で最高すぎる。
自転車旅での野宿はキャンプ場か教会かガソリンスタンドに泊めさせてもらうのが比較的安全らしい。
自転車旅の野宿についても、大体分かってきたら詳しく書こうと思います。
7/9の走行距離 56km
今日はこの辺で。
5day リスボン市内観光
たにぐちです。
5/8
いつまでリスボンにいるんだって話ですが、今日は市内観光してきました。
エストレラ大聖堂。
たまたまミサ中だったので、パシャパシャ写真は撮れず。
次に腹ごしらえ。
ポルトガル料理のレストランでテキトーに頼んだやつ。9.9ユーロ。
ちっちゃいタコみたいな謎のシーフードが出てきた。味はイカ。
料理の名前が思い出せないけど美味しかった。
続いてサン・ジョルジェ城へ、
丘の上に城砦があり、眺めが素晴らしかった。
_l ̄l_l ̄l_l ̄l ←クッパ城みたいな砦ほんとにあるんだね。
リスボンの建物は赤い屋根に白い壁で統一されていて、とても綺麗。
ポルトガルやスペインなどの地中海地方の国ではこのような建物が多いらしい。
この辺りでは古くから赤い粘土が取れるため、赤瓦が使われており、白の漆喰を壁に塗ることで太陽光を反射し、夏を涼しく過ごすためとのこと。
また、景観保護の規制が強く、他の色の建物を建てることができないらしい。
一緒に旅しているこばたくは写真が上手いし、いつのまにか撮ってくれてる。
俺も写真上手くなりたい。全然ミラーレス使いこなせてない。。
明日はリスボン脱出するぞー!
今日の晩御飯。
星1兆。
4day ロカ岬へ
ロカ岬を目指すため、ホステルを出たのは12:30。
途中に観光地があったので色々見てきました。
時間がないため中は入らず。
川沿いの要塞。
どちらもポルトガルの航海士、バスコ・ダ・ガマの功績を称えるため、1500年代に作られたものらしいです。
ガマは初めてインドへの航路を発見したヨーロッパ人らしい。
ネットを駆使して迷うことなく簡単に自転車旅行をしている僕らと違って、なんの情報もなく未知の海に繰り出していった大航海時代の彼らは凄すぎる。
片道50kmの道、後半クソ長い坂を登ってようやく見えてきた看板。
坂を登ってる時はなんでこんなことしてるんだろうって考えてしまうから、無心で登ることが大事。
ついたでロカ岬!
最果て感があった、喜望峰とかもこんな感じなんだろう(語彙力
風強すぎて死ぬかと思った。
まさかの阪大生が来ていて一緒にパシャリ。
旅の序盤から大学生チャリダーに会ったり、阪大生に会ったり、世界狭すぎるやろ 笑
ユーラシアを走るチャリダーはアジアをスタートしてロカ岬を目指す人が多いんだけど、そういう人にとってはこの景色を見たときの嬉しさは半端ないんだろうな。
結局ロカ岬を出たのが20時半、このままだと夜中に走ることになるので、やむをえず途中から輪行。
少しの罪悪感を感じながら、限界を迎えた足を見てボーッとしてたら降りる駅を間違え、宿に戻ったのは0時前。
なんとか帰ってこれたけど、今日はチャリダーとしての体力の無さを思い知らされた。。
疲れた!寝る!
本日の走行距離 70km
3day まだリスボンです
たにぐちです。
~遡ること2日目の夜~
ブログを書いて寝ようとした時、Twitterにとあるリプライが、、
世界一周自転車旅行中のこばたく君からでした。
チャリ旅に出る前に、自転車海外旅行界隈をフォローしていて、彼のことは前から知っていたんですが、丁度彼もリスボンに来ていて早速会うことになりました。
彼はクラウドファンディングと複数のスポンサーから支援を受けていて、既にニュージーランドとオーストラリアを走っていて、なおかつ信大のチャリ部という、自転車素人の僕からすると色々半端ない方なんですが、まさか会えるとは、、
2日目で自転車旅行のいろはも分からず、心細かった僕にとっては、自転車の整備や、旅のノウハウを聞けたり、自転車旅の楽しさ苦しさを分かち合える方に出会えたのは心の救いでした、マジで。
レベル1の冒険者が始まりの村でレベル100の勇者に出会ったみたいなとこある。チートかな 笑
めちゃめちゃ明るくて、優しくて、クレイジーでした。
自転車で長期海外とか馬鹿なこと考えるやつはみんなクレイジーか。笑
あとTwitterで見てるだけじゃ人って分からんもんやね。
宿では彼に自転車の整備の仕方やコツを丁寧に教えてもらいました。圧倒的感謝。。。
ちなみにSPDペダルを使ってるんですが、今日初めて立ちゴケしました。
マジで危ないから気をつけないと、、
明日はスペイン方面に行かずにユーラシア最西端ののロカ岬へ向かいます。
大航海時代、ヨーロッパの人々にとって未知の海だった大西洋を1番近くから見れる場所。
今も昔もアジアからヨーロッパを目指す人々にとっての最終目的地となるこの場所にはロマンがあるよね。
ちなみに割と行き当たりばったりの旅なんで、予定とかルートはあってないようなものです笑
2day コロンボショッピングモール
たにぐちです
今日はリスボンで1番大きいらしい、コロンボショッピングモールまで買い出しに行きました
自転車道がちょいちょいあるけど走りやすさは日本と変わらん
モールでかすぎて迷った
エキスポシティよりはでかい
買ったものリスト
短パン
小フライパン
シャンプー
歯磨き粉
髭剃り
洗濯用洗剤
食糧
19時回ってもう暗いかなーと思ってモールから出ると、、
明るっ!19時半やで?!
どうやら今リスボンは日の入りが21時で日照時間は15時間らしい
なんでだろって思って調べたら、高緯度ほど夏は日照時間が長くなるんだって
図を描いてピンときた 笑
中学校で習ったなぁ
晩御飯はインスタントラーメンとトマト
これで100円くらい
物価の高いヨーロッパで毎日外食するわけにもいかないし、かといって手の込んだ自炊をする時間もない、、
とりあえずラーメンで腹を満たして野菜で栄養を摂るという浅はかな考えだけど、時間かからんし案外いいかも
とりあえず明日のツーリングに向けてはバナナとパンを買った
海外ツーリングでは必ず食糧問題がつきまとうと思うんだけど、他のサイクリストはどうしてるんだろう、、
自転車に積む食糧とか水分量とか、安くて栄養のあるものを手軽に食べるにはどうすればいいかとか、まだあまり分からないけどこれから工夫していこう
明日はリスボンから東に140km程のエヴォラという町に向かいます(1日では着けないけど)
日本であまり自転車漕ぐ練習をしてなかったので、いきなりの長距離ランで足と尻がぶっ壊れそう、、
明日がまずは第1関門かな、頑張ろう
本日の走行距離 13.1km