11.12day vsスペインの不良
7/14
朝飯
昨晩は真っ暗で見えなかったけど、こんな広い公園に泊まってたのか、、
またもや夜の間にスプリンクラーが発動していたらしく、自転車に干してた洗濯物がびしょびしょだった…
カミーノデサンティアゴまで歩いて旅をしている夫婦と。
お互いの旅の話をして、最後にご主人が作曲した歌を僕たちのために夫婦で歌ってくれた。
歌のプレゼントとか素敵すぎる…
この日の目的地トルヒーリョに到着。
1日走った後に冷えたジュースを飲む。
すると幸福度が爆上がりする。
今夜はホテル泊。幸福度が限界突破。
2人だと1人ずつドミトリーに泊まるより、ツインルームに泊まった方が安いことが多い。
1人14ユーロくらい。
シャワー浴びれるし洗濯できるし安全だし、普段は当たり前のことが自転車旅ではすごくありがたく感じる。
7/15
この日はひたすら漕ぐだけ
古めかしい橋にのんびりしている沢山の牛。
好きなときに草食べて水飲んで、、
この牛になりたい、、
と思ったけどこの後人間に食われるんだったら普通に嫌。
この日はアルマラスという街まで漕いだ。
街中の小さな公園にテントを張る。
夜も暗くなり寝ようとしたその時、
外で若者の騒ぐ声が聞こえる。
しまったな〜って思った。
野宿をする上で1番良いのがキャンプ場。
キャンプ場が無ければ、ガソリンスタンドの裏、教会の敷地内に許可を取ってテントを張らせてもらったり、目立たない公園などが良いと言われている。
頼むから何もしてくるなと思いながら、シュラフをかぶっていると、、
彼らの声が近づいてきた。
明らかに今覚えたばかりの日本語を俺たちに向けて喋っている。
「アリガトゴザイマース、ニーハオ、ギャハハwwww」
テントから出て話しに行こうか迷ったが、英語は通じなさそうなので、頼むからどっか行ってくれと思いながらジッとしていた。
しばらく待っていても彼らは離れようとしない。
その時、「ドコッ」と音がしてテントが揺れた。何かをテントに投げられた。
流石にキレそうになり外に出て何か言ってやろうかと思ったが、彼らを挑発してさらにエスカレートさせるのが怖かったので無視していた。
その後、今度は木の枝でテントを叩き始めたので、これはテント破れる、やばいと思い外に出たとたん彼らは逃げるように離れていった。
その隙を見て急いでテントを畳み、3キロほど先のガソリンスタンドの裏に移動して事なきを得た。。
どの国にもああいう輩はいるらしい。
普通に怖かったし、これからは安易に街中の公園に泊まることは避けよう。。
てかテントの中にずっといたのになんでアジア人ってわかったんだ?
テントとか自転車のロゴでバレたのかな。
翌朝。
泊めさせてもらったガソリンスタンド。
人来ないし快適だった。
7/14の走行距離:87km
メリダ→トルヒーリョ
7/15の走行距離:61km
トルヒーリョ→アルマラス